診療内容

予防接種

インフルエンザワクチン

予防接種
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛等全身の症状が突然現れます。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。お子様ではまれに急性脳症を、御高齢の方や免疫力の低下している方では肺炎を伴う等、重症になることがあります。日本では、例年12月~3月頃に流行します。
インフルエンザワクチンは、感染後に発病する可能性を低減させる効果と、インフルエンザにかかった場合の重症化防止に有効と報告されています。
【接種費用】
一般の方:4000円(税込)
※東振協の利用券は、接種する当日にお持ち下さい。
【江東区助成の場合】
65~74歳:2500円
75歳以上:0円
※江東区助成の場合、期間・回数は今年10月1日~来年1月31日の間に1回となります。江東区インフルエンザ予防接種予診票兼接種済証をお持ちください。

肺炎球菌ワクチン

平成26年10月1日から高齢者の肺炎球菌ワクチン接種が法定の定期予防接種になりました。このワクチンは、肺炎球菌による肺炎などの感染症を予防し、重症化を防ぐためのものです(すべての肺炎を予防するものではありません)。肺炎は高齢者にとって重篤になりやすい病気であり、予防接種による効果が期待されています。
【平成28年度の対象者】
(1)65、70、75、80、85、90、95、100歳になる方
(2)101歳以上の方
(3)60歳以上65歳未満の方で、心臓、腎臓又は呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害を有する方及びヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する方(身障手帳1級相当の障害)

※1回目は公費で行います。2回目以降は5年ごとに自費で接種していただくことになります。
対象者以外でご希望の方は自費にて接種が可能です。

【接種方法】
お電話でご予約の上、予診票を持って受診して下さい。
【接種期間】
今年4月2日から翌年3月31日までに1回
【接種費用】
対象者:4000円(生活保護受給者・中国残留邦人等支援給付者は自己負担免除)
自費:8800円(税込)
☆肺炎球菌ワクチンについて☆
肺炎球菌は日本人の約3~5%の高齢者の鼻やのどの奥に常在していると言われ、免疫低下などのきっかけで気管支炎や肺炎、敗血症など重い合併症を起こすことがあります。
肺炎球菌には93種類の血清の型があり、定期接種で使用する「ニューモバックスNP」はこのうち重症化しやすい23種類の血清の型に効果があるとされます。
プレベナー13
★当院ではプレベナー13も取り扱っております★
プレベナー13は肺炎球菌結合型ワクチンで感染症を引き起こしやすい13儒類の型に対応したワクチンです。
ワクチンの型に含まれている肺炎球菌の型の肺炎、髄膜炎、菌血症・敗血症などを予防します。
元々は生後2か月~9歳以下の小児が接種対象でしたが、2014年6月より65歳以上の高齢者への接種が可能なりました。
定期接種のニューモバックスNPと異なり免疫の記憶が確立できる点が特徴です。

【接種費用】
自費 11000円(税込)